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「自民党草案13条」と「中華人民共和国憲法51条」の類似性について 

http://blogs.yahoo.co.jp/konishi_hiroyuki_524/archive/2013/04/02

「公益及び公の秩序」=「国・社会・集団の利益」

多くの方から、3月29日の質疑内容についてより詳しい説明のお尋ねを頂きました。

質疑の際に議場配布した資料は29日付けのブログの中に掲載させて頂いておりますが、当日は時間の限られた中で十分に分かりやすい質疑が出来なかったことをお詫びいたしますとともに、その中の重要な論点について、これより随時ご説明をさせて頂きます。

まず、当日時間がなく殆どご説明のできなかった「自民党 日本国憲法改正草案第13条」と「中華人民共和国憲法 第51条」との類似性について申し上げます。




国会議員になってより数々の重要法案を立案し、また、官僚時代を含め数え切れないほどの法令解釈事務を行ってきた立場として、以下の二つの条文は殆ど同じ内容として機能しうるものであると考えます。

(注) なお、これを持って私が中華人民共和国を不当に批判したり、日中両国の健全な友好関係を否定するものでは一切ありません。あくまで、客観的な条文解釈の考え方としてご説明します。

【自民党 日本国憲法改正草案】
第13条 全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益および公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。


【中華人民共和国憲法】
第51条 中華人民共和国市民は、自由及び権利を行使する際、国・社会・集団の利益およびその他の市民の合法的自由および権利を害してはならない。
※出典:「新解説世界憲法集(第2版)」三省堂,2010

http://konishi-hiroyuki.jp/wp-content/uploads/2013/03/2013032901.pdf


【理由の説明】
1. 中国憲法51条は、中国国民の自由と権利は、「国・社会・集団の利益」を害してはならない、すなわち、国民の自由と権利が常に国などの集団の利益に劣後するとしています。

2. 他方、自民党草案13条は、国民の自由と幸福追求の権利は「公益及び公の秩序」に反しない限り最大限に尊重される、すなわち、国民の自由と権利は、「公益及び公の秩序」に反する場合は、「公益や公の秩序」に劣後するとされています。

3. ところで、この自民党の「公益及び公の秩序」については、明治憲法下において人権に勝る価値とされた「安寧の秩序(=社会秩序)」と同じものと解釈され得るなど、人権とは異なる価値、すなわち、個人の自由や権利ではなく「国家や社会あるいは集団の利益」といったものに容易に転化し得るものと考えます。

さらに、自民党の「日本国憲法改正草案Q&A」のP.14においては、①人権は生まれながらに人間が当然に享有するものであるとするいわゆる「天賦人権説」を否定するかのような記述や、②「個々の人権を超えた公益」を積極的に認めるかのような記述がなされており、人権を超越した価値による人権抑圧が生じうることを事実上認めているものと解されます。

http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf

4. 以上から、実質的に見て、「公益及び公の秩序」は「国・社会・集団の利益」と同等のものとなり得ることから、自民党草案13条は中華人民共和国憲法51条と同様の機能を有するものであると考えます。

(ご参考)
○ 数々の立法に携わってきた実務経験からすると、自民党の草案は正直、論評に値しないほど粗雑なものでありますが、少なくとも、これが新憲法として施行されたならば草案13条などの条文にもとづいて、国民の自由や権利をいとも簡単に制限できる法律を国会がいかようにでも作れることを、私自身立法府の一員として容易に想像できます。

○ 例えば、①国民の代表として重要な公務に携わる国会議員を言われなき中傷からから守ることが「公益」であるとして、あるいは、②国民の代表として国権の最高機関の一員たる国会議員を批判することは「公の秩序」に反するとして、「内閣総理大臣や国会議員をネットで批判することを禁止する法律」などを立法し、容易に国民の皆さんの自由と権利を奪い、我が国の民主主義を破壊することが出来るでしょう。

○ こんなことを断じて許さないために、日本国憲法のもとの国会議員の使命を全うすべく信念をもって闘って参ります。

【現行の日本国憲法】
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

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